どんな型を使うの?



真空成形で使われる型には数種あり、想定される数量(使用ショット数)、用途、形状、サイズによって最適なものを選ばねばなりません。 お客様の希望を満たし、一番安いものを選定します。もちろん型を支給で、成形のみのご依頼という場合もあります。

● 木型
● ケミカルウッド型
● 樹脂型
● 金型


まず、図面やお客様からの情報を頂いて、型の選定に入るとき、だいたい下のような基準で使用する型を決めています。


総ショット数を把握
2〜30ショット以下(試作、極小LOT) 2〜30ショット以上(小〜大LOT)
サイズ、複雑性を見る 製品の内容をで、単発か連続成形か判断
ケミカルウッド、木型の安い方を選定 連続成形 単発成形
 
  アルミ型 ケミカルウッド、木型の安い方を選定
  
   試作を経て樹脂型作成


それでは、それぞれの型を解説します。

木型
木型写真
形状や柄のパターンなどがある程度簡単なもの、またサイズが大きいものの場合は木型を用います。試作、小ロット生産では本型であり、樹脂型を作成する際にはマスター型となります。
樹脂型
樹脂型写真
エポキシの樹脂型です。これを作成するにはマスター型(木型かケミカルウッド型)が先に存在しなくてはいけません。 このマスター型からFRPにて反転型を作成し、樹脂型を積層してこの樹脂型が出来あがります。反転型がひとつあれば同じ樹脂型をたくさん作成できます。エポキシの規格値としては約1000ショットに耐えることになっていますが、もちかたは形状によって色々です。
弱点は熱伝導率が低く、水冷が利かないので成形冷却時間が長いことです。
ケミカルウッド型
ケミカルウッド型
NCで削り出して作成します。試作、小ロット用、マスター型として常に木型と対比される型です。ある程度のパターン柄などがある場合は迷わずこちらになります。
グレードが色々あり、多めに試作しなければいけない時などは価格の高いグレードのものを使わないと反ってしまいます。また、1ブロックの流通サイズが小さい為、継目が多くなってしまうのも難点です。
金型
金型
NCで削り出して作成するアルミ型です。
連続成形では、その成形速度を活かすために型を水冷する為、ほぼこのアルミ型を用います。弊社では連続成形は行わないので、めったに使うことはありません。 反対に、樹脂型を使った単発成形は成形速度が遅い為(その多くは冷却時間)、今後水冷金型化にも力を入れていきたいと思っています。





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